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ソケイヘルニアとは

ソケイ部の解剖

足の付け根の部分を『ソケイ部』といいます。立った姿勢で両方の足の付け根のみぞに4本指(人差し指から小指まで)をそろえて垂直に立ててあてがって 4本の指と親指のはらで皮膚をひとつかみ握ります。この場所を、ソケイ(鼡径)部といいます。
ソケイ部には、お腹と外をつなぐ筒状の管(そけい管)があり、男性では睾丸へ行く血管や精管(精子を運ぶ管)が、女性では子宮を支える靱帯が通っています。




【腹壁の断面図(縦切り)】
 
【男性ソケイ部断面図】
(引用:外科治療77巻6号 堀孝吏ほか)

内ソケイヘルニア

年をとってきて筋膜が衰えてくるとそけい管の入り口が緩んできます。お腹に力を入れた時などに筋膜が緩んで出来た入り口の隙間から腹膜が出てくるようになり、次第に袋状に伸びて、そけい管内を通り脱出します。筋膜・筋肉の裂け目から腸(もしくは周囲の組織)が皮膚の下に出てきてしまう病気が、一般の方には「脱腸」と呼ばれている病気なのです。

【ソケイヘルニアイラスト】 【ソケイヘルニアイラスト】

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(引用:ネッター解剖学アトラス)
ソケイヘルニアイラスト
(引用:外科治療77巻6号 堀孝吏ほか)